毎日のニュースでカルロス・ゴーンさんが報道されていますが、ルノーのCEOとして留任することになると、ゴーンさんの逮捕について海外ではどのように反応しているのか気になりますよね。
そう思っていざ検索しようとすると、カルロス・ゴーンさんのつづり(スペル)がわからない!
カタカナで検索しても意味がありません。
というわけで、「カルロス・ゴーン」というお名前の正しいつづり(スペル)とそれを使って調べた海外の反応をお伝えしていきますね。
カルロス・ゴーンさんのつづり・スペルは?
「カルロス・ゴーン」というお名前のつづり(スペル)は、
Carlos Ghosn
です。
Carlos Ghosn was once revered as the savior of Nissan Motor Co. Now he’s in jail, thanks to a secret investigation by his own colleagues. https://t.co/t3UbZ3ZqrU
— The Wall Street Journal (@WSJ) December 17, 2018
カルロスの部分は、想像がつきましたが、ゴーンさんってこんなスペル・つづりなんですね。
「Sを発音しないのか・・・」
「ん?ゴーンさんって何人でしたっけ?」
WIKIで生い立ちを読んでみると、ご両親はレバノン人で、ブラジルで生まれたということは、レバノン人(?)ってことですよね。
Ghosnってレバノン人の間では普通の苗字なのでしょうか?
Forebears.ioというサイトで調査した結果、Ghosnという苗字が最も多い国はやっぱりレバノンでした。
多い国を順番にランク付けすると・・・
- レバノン(7,143人)
- サウジアラビア(1,145人)
- シリア(579人)
- アメリカ合衆国(351人)
- モロッコ(307人)
- ブラジル(203人)
- カナダ(203人)
- イラク(173人)
- クウェート(158人)
- フランス(150人)
※このランキングは、forebears.ioに掲載されている2014年のデータに基づいています。
検索窓に「nissan ghosn gone」が!
「ghosn(ゴーン)」と「gone(ゴーン」って似た音だと思って、面白半分に検索窓に入れてみると、
carlos ghosn gone
と並んで
nissan ghosn gone
と出てきました。
「ゴーンさんが日産をゴーン(去った)」という意味なのでしょうけど、本当にこんな検索をするのかどうか調べてみると、
大手メディアが「ghosn gone」というキャッチ―な言い回しを記事のタイトルに使っているからなんですね。
マスコミはほんと容赦なく、大衆に受ける表現を使ってきます。
ある意味、残酷ですよね。
ゴーンさんの逮捕について海外の反応は?
ニューヨークタイムズ、ウォールストリートジャーナルなどをはじめとした大手メディアでゴーンさんのニュースが報じられています。
最もまとまった記事を書いていたのがウォールストリートジャーナル。
“The Fall of the House of Ghosn”
訳すと「ゴーン家の終焉」
副題は日本語訳のみでお伝えしますが、こんな感じです。
日産の中にはゴーンさんのことを喜ばしく思わない人たちがいた。彼の贅沢な暮らしぶりが彼を陥れる材料となった。
実際に記事のURLへ行ってみてください。
“The Fall of the House of Ghosn”
文章は、時系列で今回のゴーンさん逮捕に至る経緯がうまくまとめられていますが、写真を見るだけで記事の方向性がわかります。
つまり、
カルロス・ゴーンさんが、どのような暮らしぶりをしていたのかを日産やルノーのお金で購入もしくは賃貸している住居の写真で表現しているんですね。
1番目のピンク色の壁の写真は、ベイルートにあるお家。
日産のお金で購入・改築されたものです。
記事の真ん中あたりに出てくるのは、東京にあるタワーマンション「元麻布ヒルズ」です。
時折、ジェット機の写真も入っていますが、次のお家の写真は、パリのもの。
それからリオデジャネイロにある別荘が住宅の写真として最後に載っています。
が、
極めつけは、新しい(2番目の)奥さんとのツーショットではないでしょうか。
Carlos Ghosn and second wife Carole attend a party at Versailles, was inspired by Sofia … https://t.co/PEgFIWNhd3 via @ThisIsMoney
— Pat Hoban (@pathbn) November 23, 2018
最初の奥さんの写真は、以下の記事で新しい奥さんと横並びで比較されています。
最初に逮捕のニュースが出たころの記事の焦点は、カルロス・ゴーンさんの贅沢な暮らしぶりにあるようですが、
「ゴーン家の終焉」や「ヒーローがゼロに。。。」といった記事タイトルを見ているだけで、「あれだけの貢献をしたのに、こんな結末になるとは・・・」といった感じが記事から伝わってきます。
「外国人のCEOやChairmanは気を付けろ!」みたいなメッセージを見たような見なかったような・・・
まとめ
今回は、「カルロス・ゴーンさんのつづり・スペルは?海外の反応を調べたい!」という記事をお届けしました。
いかがだったでしょうか?
もう一度、復習しておくと、
カルロス・ゴーンさんのつづり・スペルは、
Carlos Ghosn
でしたね。
日々、ニュースが変わっていく中で、海外の反応をチェックしたいと思う場合は、是非このお名前で検索してみてください。
日本の報道内容とは少し変わった角度から、この事件を眺められるような気がするのは私だけでしょうか。